LiteSpeedのレンタルサーバーを選ぶならおすすめはここ!

カテゴリ:レンタルサーバー比較

ロリポップ!にハイスピードプランというWordPressの高速化プランが追加されました。
そこで今回はこのハイスピードプランについて、詳細を解説、従来のApacheサーバープランとの比較をしていきたいと思います。

ハイスピードプランと従来のプランとの違い

従来のレンタルサーバーのプランはApache+PHP上でWordPressを動作させるというのが一般的でした。一方、新しいハイスピードプランはWebサーバーとして第4世代のWebサーバーと言われるLiteSpeedを採用しています。
では、このLiteSpeed Webサーバーとはどういったサーバーなのでしょうか?

LiteSpeedとは?

LiteSpeedはアメリカのLiteSpeed Technologiesが開発したWordPressの最適化に特化したWebサーバーです。

LiteSpeed公式ページ(https://www.litespeedtech.com/products)

LiteSpeedの大きな特徴はオールインワンのWordPress最適化プラグインである、LiteSpeed Cache(LSCache)です。 このプラグインはWordPressのページ表示や画像表示を最適化し、重要なCSSの生成やサードパーティのCDNを統合するサービス等を提供します。

これは、LSCacheがLiteSpeed Webサーバーのサーバーコアに直接組み込まれているためで、WordPressやWooCommerceを正確かつ高速に配信できるように設計されています。

また、HTTP/2のパフォーマンスも生かして、WordPressサイトの大幅な速度向上を実現しています。
例えば、ApacheをLiteSpeedに置き換えた場合、最大容量(Maximum capacity)が約2倍になり、且つサードパーティのキャッシングレイヤーも不要になると謳っています。

  • 軽量なApacheの代替品は、パフォーマンス、セキュリティ、互換性、または利便性を犠牲にすることなくリソースを節約します。
  • LiteSpeed Webサーバーの合理化されたイベント駆動型アーキテクチャにより、現在のApacheサーバーの最大容量を2倍にし、最小限のメモリ消費とCPU使用で数千の同時クライアントを処理できます。
  • 既に馴染みのあるmod_securityルールでサーバーを保護すると同時に、帯域幅や接続の調整などの組み込みのDDoS防止機能を活用します。
  • 成長するホスティングビジネスまたはオンラインアプリケーションをサポートするために必要なサーバーの数を減らすことで、資本を節約します。
  • HTTPSリバースプロキシや追加のサードパーティキャッシングレイヤーの必要性を排除することにより、複雑さを軽減します。
--- LiteSpeedの公式サイト(https://www.litespeedtech.com/products/litespeed-web-server)より(Google翻訳) ---

WordPressがLiteSpeedと相性がいい理由

上述したように、LiteSpeed WebサーバーではコアレベルでWordPressの高速化を実施するLSCacheプラグインを実装することで、汎用的なWebサーバーであるApacheではどうやっても実現できない高パフォーマンスを提供することができるということです。

言わば、WordPressを高速にするために設計されたWebサーバーといっても過言ではありません。
サーバー自体がWordPress専用に設計されているのですから、従来のApacheサーバーとは設計思想が根本的に異なり、相性がいいのも当然ですよね。

Apacheとの互換性は?

LiteSpeed は Apache と完全互換です。Apache で動かしているサイトやWebアプリが LiteSpeed でも同様に動作するかを心配する必要はありません。

LiteSpeed Webサーバーは、Rewrite EngineやModSecurityを含むすべての一般的なApache機能と互換性があり、Apache構成ファイルを直接ロードできます。
ドロップインの代替品として、LiteSpeedは、cPanel、Plesk、DirectAdminなどを含むApache用に作成されたコントロールパネルと完全に統合できます。
ApacheをLiteSpeedWebサーバーに置き換えるのにかかる時間は15分未満で、ダウンタイムは発生しません。
フロントエンドプロキシとして機能する他のソリューションとは異なり、LiteSpeedはすべてのApache機能を置き換え、使用を簡素化し、チームが新しいサーバーに簡単に移行できるようにします。
再トレーニングをほとんどまたはまったく行わずに、自信を持って前進しましょう!
--- LiteSpeedの公式サイト(https://www.litespeedtech.com/products/litespeed-web-server)より(Google翻訳) ---

ロリポップ!のスタンダードプランとの比較

では、ロリポップ!の従来のApacheサーバーのプランであるスタンダードプランとLiteSpeedプランを比較してみましょう。

Note 以下は 2021/7/31 時点での情報を基に記述しています。

月額料金は当然スタンダードプランより高いですが、SSDの容量が120GB増え、RAID50(パリティ+ストライピング)である点が大きな違いとなっていますね。
特筆すべきは36ヶ月契約の場合、1ヶ月あたりの料金はスタンダードプランと同じになる点です。長期契約ではハイスピードプランが断然お得です。

スタンダードプラン ハイスピードプラン
料金 月額 660円(1・3ヶ月契約の場合)
月額 550円(6・12・24・36ヶ月契約の場合)
月額 1,100円(1・3ヶ月契約の場合)
月額 825円(6・12ヶ月契約の場合)
月額 693円(24ヶ月契約の場合)
月額 550円(36ヶ月契約の場合)
ストレージ SSD 200GB SSD 320GB
RAID構成 RAID10(ミラーリング+ストライピング) RAID50(パリティ+ストライピング)
独自ドメイン数 200 無制限
データベース数 50 無制限
自動バックアップ 有料(月額300円) 無料(自動バックアップに入っていない場合の復元は有料10,000円)
独自SSL
PHP モジュール版 LiteSpeed版
Perl
Ruby
Python
SSH接続

Note料金は通常料金で掲載・比較しています。キャンペーンで特定のプランが割引料金になる場合がありますが、一時的なものであるため除外しています。

万が一のための自動バックアップ機能も無料です。復元には10,000円かかりますが、障害は滅多に発生するものではないため、保険として考えれば無料なのはおいしいですね。

ロリポップ!の無料お試し期間は10日間です。まずは試してみて決めるという方は以下のボタンからロリポップ!の公式サイトをご参照いただければと思います。

公開日時:2019年12月01日 15:28:48
最終更新日時:2022年06月12日 18:53:42

なお、レンタルサーバー選びで迷ったらこちらの記事で主要レンタルサーバーのプランと料金を比較していますので、是非参考にしてみてください。

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