「ConoHa WING」と「エックスサーバー」を比較してみた

カテゴリ:レンタルサーバー比較

高パフォーマンス且つコストパフォーマンスに優れている共用レンタルサーバーの定番と言えばエックスサーバーが挙げられますが、最近ではConoHa WINGの人気も急上昇してきています。
そこで今回はConoHa WINGとエックスサーバーをじっくりと比較してみたいと思います。

比較項目としてピックアップしたのは、料金ディスク容量データベースCMS独自ドメイン数メールアカウント数独自SSL自動バックアップの8項目です。
また、比較対象のプランは最も価格とスペックのバランスが良いと考えられる、月額1,000円ちょっとのプランとなる、ConoHa WINGはベーシックプラン、エックスサーバーはX10プランとしました。

Note 以下は 2020/10/7 時点での情報を基に記述しています。

料金/ディスク容量

月額料金は双方大きな差はありませんが、年額ではエックスサーバーは契約年数による割引が適用されるため、ConoHaよりも2,000円程度安くなります。

なお、契約に関してはConoHaの特徴として、月額課金のみ、もし契約期間が1ヶ月に満たなければ時間課金となる点です。長期の契約プランがなく長期契約による割引が無い分、いつでも手数料なく解約できるという利点があります。

追記(2020/10/7)
ConoHaは、現在はWINGパックという名称の3ヶ月、6ヶ月、12ヶ月、24ヶ月、36ヶ月プラン(一括前払い)もあり、1ヶ月プランよりも割安になります。このため長期契約ではエックスサーバーよりも格安料金になります。詳細は公式ページでご確認ください。

ディスクに関しては、どちらもSSDですが、ConoHaは250GBと50GBエックスサーバーよりも多いですね。少しでも容量は大きい方がいいという方はConoHaでしょうか。
RAIDはどちらもRAID10(RAID1ミラーリングをRAID0ストライピングしたもの)です。

また、ConoHaは初期費用が無い点も嬉しいですね。気軽に契約でき、気軽に解約できるので気持ち的にもちょっと使ってみようかという気にさせてくれます。

比較項目 ConoHa エックスサーバー
プラン ベーシック X10
月額 792円(WINGパックの1年契約の月額換算) 1,100円(1年契約の月額換算)
年額 9,504円(WINGパックの1年契時) 13,200円(1年契時)
ディスク容量 SSD 250GB SSD 200GB
RAID RAID10 RAID10
初期費用 無料 3,300円

※料金は消費税(10%)込みのものです。
※エックスサーバーには24ヶ月、36ヶ月契約もあり、月あたりの料金はさらに安くなります。

Note料金は通常料金で掲載・比較しています。キャンペーンで特定のプランが割引料金になる場合がありますが、一時的なものであるため除外しています。

データベース

データベースについてはどちらもMySQLSQLiteに対応しており、MySQLのデータベース数はConoHaもエックスサーバーも無制限です。

なお、どちらもphpMyAdminによるデータベース管理が可能です。

比較項目 ConoHa エックスサーバー
プラン ベーシック X10
データベース MySQL(無制限)
SQLite
MySQL(無制限)
SQLite
phpMyAdmin

CMS

CMSについては、ConoHaとエックスサーバーではっきりとした方針の差があります。
ConoHaはWordPressとEC-CUBEのみとCMSをかなり絞ってきている(実質WordPressサイト専用)のに対し、エックスサーバーはWordPress、EC-CUBE、PukiWikiの簡単インストールに加え、手動インストールにはなりますが多数のCMSをサポートしています。

もちろんPHPやPythonなどで1からサイトを作成するのであればCMSは関係ありませんが、CMSの使用前提であれば、目的のCMSが対応しているかで選択は分かれますね。

とはいえ、ブログサイトであれば現実的には圧倒的シェアを持っているWordPressの一択ということになるのではないでしょうか。ConoHaはその状況を承知した上で大胆に絞ってきたと言えるでしょう。

比較項目 ConoHa エックスサーバー
プラン ベーシック X10
CMS WordPress(簡単)
EC-CUBE(簡単)
WordPress(簡単)
EC-CUBE(簡単)
PukiWiki(簡単)
concrete5
Joomla
MODX 日本語版
Movable Type
Drupal
Magento

(簡単)は簡単インストールを意味します。

ConoHa WINGのCMS設定
エックスサーバーのCMS設定

独自ドメイン/メールアカウント

ConoHaもエックスサーバーも独自ドメイン、サブドメイン、メールアカウントは無制限となります。
リソースが許す限り、1つの契約でいくらでもWebサイトを公開できるため、いわゆるペラサイトの量産にも向いていますね。

比較項目 ConoHa エックスサーバー
プラン ベーシック X10
独自ドメイン 無制限 無制限
サブドメイン 無制限 無制限
メールアカウント 無制限 無制限
ConoHa WINGのドメイン設定

独自SSL

Webサイトのhttps化はGoogleが強く推奨している事もあって、もはや当然となってきていますが、どちらも無料独自SSLのLet's Encryptに対応しています。無料ですがSSL証明書としては有料のものとまったく同じです。

MozillaCisco Systemsなどがスポンサードしている非営利団体のInternet Security Research Groupが認証局でもあり、安心感もありますね。

比較項目 ConoHa エックスサーバー
プラン ベーシック X10
無料独自SSL
(Let's Encrypt)

(Let's Encrypt)

自動バックアップ

自動バックアップ機能も重要な機能です。突然のサーバ障害時や操作ミスにより何年分もの大切なデータを消失するというのは最悪ですよね。どちらも自動バックアップ機能が標準で搭載されていますが、バックアップデータの保持期間、リストア方法には違いがありますので注意しておきましょう。

ConoHaもエックスサーバーもWebサイト、メール、データベースのデータを1日1回バックアップします。但し保持期間は、ConoHaは全データを過去14日分保持、エックスサーバーはWebサイト、メールは過去7日分データベースは過去14日分を保持します。

また、リストアはConoHaは管理画面上から、Webサイト、メール、データベースの各項目ごとに過去14日分のデータをリストア可能です。一方、エックスサーバーはデータベース以外のバックアップデータは、ユーザーから申し込みがあれば提供(手数料必要)する形態にしています。データベースについては管理画面から過去7日分までであれば無償でリストアが可能です。

自動バックアップ機能に関しては圧倒的にConoHaの方が優れていると言えるでしょう。

比較項目 ConoHa エックスサーバー
プラン ベーシック X10
自動バックアップ 1日1回実施
Webサイト、メール、データベースを過去14日分を保持
1日1回実施
Webサイト、メールは過去7日分、データベースは過去14日分を保持
リストア 管理画面上から各項目ごとに過去14日分をリストア可能(無償) データベースは管理画面上から過去7日分をリストア可能(無償)、Webサイト、メールは申請があればユーザーに提供(手数料必要)
ConoHa WINGの自動バックアップ項目

評価

ここで評価と言いたいところですが、もう1点大きな違いとして、ConoHaはサーバー管理用のスマホアプリを提供している点も見逃せません。

実はこれが以外に便利で、アプリを立ち上げて(自動ログイン可)タップするだけで今月の現在の料金やリソースの状況を確認できます。

参考ちなみに、アプリで「このはモード」を有効にすれば「美雲このは」という可愛いキャラがアプリに登場(壁紙など)し癒されます。

アプリ自体は直接サーバーの性能には関係ありませんが、アプリの提供やこだわりを見ても、ConoHaのユーザー寄りの姿勢やサービスに力を入れている事が分かりますね。

性能面では正直、特段大きな違いはありませんが、スマホアプリの提供や、管理画面のインターフェイスの統一感など、サービスの作りが非常に洗練されておりConoHa WINGが断然オススメです。

加えて、ConoHaは契約形態も最低契約期間無し、初期費用無し、解約手数料無しと三拍子そろっており、気軽に契約・解約できるため、例えばサイトのリプレース時などに重複の契約期間を最小に抑える(時間課金となるため)事ができ、お財布に優しい契約形態と言えます。

ConoHa WINGを一言でいえば「一度使ったら他には戻れない」、そんなレンタルサーバーです。

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「エックスサーバー」レンタルサーバーの評価とプランの詳細比較

公開日時: 2020年03月17日  21:24:36

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