Webサイトを持つ意味とは?
カテゴリ:基礎知識
Webサイトを持つ意味とは?
さあこれからWebサイトを作りましょう。でもその前に、「Webサイトを持つ」とはどういうことかを考えてみましょう。
Webサイトを悪用(禁止薬物販売など)すれば犯罪になります。
一方、セキュリティが甘く乗っ取られるとウイルス配布やクロスサイトスクリプティング(XSS)が仕掛けられ詐欺サイトに誘導してしまうなど、意図せずに攻撃者となってしまう可能性があります。
そのためWebサイトを公開する際は、これらの事をよく認識しておく必要があります。
参考XSSはユーザー入力を含む出力を確実にHTMLエスケープする事で簡単に防止できます。しかしHTMLを覚えたての頃はそこまで意識が回らず、うっかり入力をそのまま出力してしまいがちです。
NoteWebサイトのウイルス感染はWebサーバーの脆弱性が悪用される場合が多いですが、レンタルサーバーであれば脆弱性を放置することはないはずですのでそこは心配ないでしょう。 とにかく気をつけるのは自作サイトのセキュリティ対策漏れによるWebサイトの改竄です。
Webサイトを世界に公開するという事は、同時にその責任も持たなければならないと言うことです。大げさなようですがどんなサイトも十分な対策がなされていないと攻撃者になりえるのです。
不安な場合はWordPressのようなCMSやフレームワークを用いるのが無難でしょう。
サイト管理者の責任
ウイルスサイトや詐欺サイトへの誘導以外でも、偽ニュースや間違った情報を掲載することで間接的に人を害する事も出来ます。
特にユニークなキーワードは検索上位に表示されやすく、誘惑に駆られる事があるかもしれませんが、偽情報や信憑性の低い情報は、今最も問題視されています。
たとえ一時的にアクセス数を得られても、ペナルティを受け低評価となるのは時間の問題です。 そのような記事を書く事は時間と労力の無駄です。
大切な事
Webサイト作りで何よりも大切なのは正しい情報を発信する事であると思っています。記載すべき情報はきちんと裏を取り、複数の書籍などの信頼できる情報源から間違いがない事を確信した上で公開する事が大切です。
それには時間はかかるし面倒ですが、信頼されるサイトを作る事は長い目で見れば大きな資産になります。記事のコピペや量産はこれからは通用しないでしょう。
以上、サイトを持つ事への意味と責任について述べてみました。
公開日時:2017年12月18日 01:08:03
最終更新日時:2022年02月08日 12:04:47