引用要素(q、blockquote)の仕様と使い方
カテゴリ:HTML編

引用要素は参照した情報の文章を引用する際に使用します。
引用する文章は基本的に手を加えてはいけません。オリジナルのまま引用します。
q要素
q要素はインライン要素であり、文章中に短い引用を含める場合に使用します。
※引用文はブラウザ側でダブルクォーテーションで囲まれて表示されます。
cite属性
cite属性に引用元のURLを指定します。(必須ではありません)
但しcite属性は機械用でありユーザー用ではなく、指定したURLはページ上には表示されません。
CPUの脆弱性を付いたサイドチャネル攻撃によりJPCERTは<q cite="http://jvn.jp/vu/JVNVU93823979/">投機的実行機能やアウトオブオーダー実行機能を持つ CPU</q>が影響を受けると報告しています。<br>
投機的実行機能やアウトオブオーダー実行機能を持つ CPUが影響を受けると報告しています。
W3Cによるq要素の説明
q要素は、別のソースから引用されたフレーズコンテンツの一部を表します。
要素の内容を引用する引用符(引用符など)は、q要素の直前、直後、または中には現れてはいけません。それらはユーザーエージェントによるレンダリングに挿入されます。
q要素内のコンテンツは、別のソースから引用する必要があります。そのアドレスは、cite属性に引用される可能性があります。ソースは、小説や脚本の中で文字を引用するときのように、架空のものであってもよい。
blockquote要素
blockquote要素はブロックレベル要素であり、長い引用文を載せる場合に使用します。
※初期設定では引用文はダブルクォーテーションでは囲まれないため、CSSで付与する必要があります。
cite属性
q要素と同様にcite属性に引用元のURLを指定します。(必須ではありません)
cite要素
また、cite要素(cite属性ではない)を使用して引用元のハイパーリンクを含める事もできます。
もちろんcite要素はユーザー用であり、ページ上にリンクとして表示されます。
つまり、cite属性は機械用、cite要素は人間用(訪問ユーザー用)となります。
<p>CPU に対するサイドチャネル攻撃の想定される影響</p>
<blockquote cite="http://jvn.jp/vu/JVNVU93823979/">
ユーザ権限で実行中のプロセスから、機密情報を取得される可能性があります。
Spectre 攻撃に関しては、細工された Javascript コードによって、Javascript からは取得できないはずの web ブラウザプロセス中のデータを取得可能であると報告されています。
--- <cite><a href="http://jvn.jp/vu/JVNVU93823979/">CPU に対するサイドチャネル攻撃</a></cite>
</blockquote>
CPU に対するサイドチャネル攻撃の想定される影響
ユーザ権限で実行中のプロセスから、機密情報を取得される可能性があります。 Spectre 攻撃に関しては、細工された Javascript コードによって、Javascript からは取得できないはずの web ブラウザプロセス中のデータを取得可能であると報告されています。 --- CPU に対するサイドチャネル攻撃
W3Cによるblockquote要素の説明
blockquote要素は、別のソースから引用されたコンテンツを表します。オプションで、フッターまたは引用要素に含まれる引用を必要に応じて使用できます。オプションで、注釈や略語などのインライン変更もできます。
引用やインライン変更以外のブロッククォート内のコンテンツは、別のソースから引用する必要があります。そのアドレスは、cite属性に引用される可能性があります。
公開日時:2018年01月28日 14:36:19
最終更新日時:2022年03月12日 07:16:17