改行要素(br)の仕様と使い方

カテゴリ:HTML編

br要素

br要素は、段落以外の改行に使用します。
※段落はp要素を使用します。

例えば、詩や住所のように短い文を改行で区切る場合に用いられます。

<p>東京都新宿区〇〇<br>
〇〇ビル 2階<br>
株式会社〇〇〇〇〇<br>
</p>

日本語のbrの使い方は少し違う

但し日本語の場合、英語とは違って段落以外で改行をすることがよくあります。
これは言語習慣の違いであり、以下のような文章は一般的です。

<p>日本語では段落以外でも改行はよく行われます。<br>
例えばこのように、短く文を改行することで可読性が向上します。<br>
この方がぎっちり詰まった文章よりも喜ばれます。<br>
従って、文ごとにbrが用いられる事は多いです。<br>
結果として、p要素内に複数のbrが用いられるのです。<br>
</p>

日本語では段落以外でも改行はよく行われます。
例えばこのように、短く文を改行することで可読性が向上します。
この方がぎっちり詰まった文章よりも喜ばれます。
従って、文ごとにbrが用いられる事は多いです。
結果として、p要素内に複数のbrが用いられるのです。

もちろんどこで段落や改行を入れるかは執筆者の自由ですが、1つの段落が長い文章は一般的には好まれず、かといって段落ばかりの文章というのも1ページの情報量が少なくなるため、良いとは言えません。

br要素は恐らく英語圏を前提に考えられた仕様と思われますが、より日本語に合った使い方をすればいいのではないかと思います。
このサイトでも基本的に文ごとに改行しています。

なお、HTML5では、XHTML形式のbr要素の書き方、

<br />

も容認されていますので、XHTML形式からHTML5に変更する際に、修正する必要はありません。

1つ注意点として、brはあくまでも改行であるため、brで区切られた文章は同一の段落として解釈されます。
従って異なる内容について記述する際はpやsection要素、h1~h6要素で文章を区切る方がよいでしょう。

W3Cによるbr要素の説明

br要素は、詩やアドレスのように、実際にコンテンツの一部である改行にのみ使用する必要があります。
段落が単一のbr要素だけで構成されている場合は、プレースホルダの空白行(テンプレートなど)を表します。そのような空白行は、プレゼンテーションの目的で使用してはいけません。
br要素内のコンテンツは、周囲のテキストの一部と見なすべきではありません。

公開日時:2018年01月26日 15:37:41
最終更新日時:2022年03月12日 07:19:12

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